2011年4月15日金曜日

カマボコ豆知識その4

「かまとと」

カマボコ豆知識のお時間がやってまいりました
今回のキーワードは「かまとと」です



よく一般には「かまととぶってんじゃね~よっ」とかさ○う珠緒あたりがよく言われていますね
この「かまとと」、漢字で書くと「(カマ)(トト)」と書きます

起源はわかりませんが、江戸末期に広がり一般に使われるようになったみたいです
場所は上方の遊郭
いつの時代も男はウブな女の人に弱いのです
遊女達はそんなウブな女の人を装うのに「カマボコは魚(トト)で出来ているのかドスエ?」とかどうとか言っていたみたいです
そうなると男は「無知でかわいらしいこの女を俺がどうにかしてやらにゃぁ」という気持ちになるのです
本当です!!

それが縮まって「かまとと」となり、当時は「ウブな人」のことを「かまとと女」とか言ったそうです

時代は流れ、「かまとと」は死語となっていきます
しかしまたもやひょっこり「かまとと」は現れます

舞台はあの有名な「宝塚歌劇団」の楽屋
この宝塚の楽屋で使われる「ヅカ言葉」として帰ってきます

ある宝塚女優が「アンドレッ!! 接吻をしたら赤ちゃんが生まれるのかしら~?」 と言ったそうです
かわいい子ぶる(かわいいふりをする)子」から「ぶりっこ」と言う言葉も使用されました
そして、ぶりっ子と一緒に「かまととぶりっ子」という言い回しで使われることもあったそうです
まぁそれも今となっては死語ですけどね

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